賃貸物件に住んでいるお客様から、換気扇をつけたり消したりしたほうが電気代が安くなるのではと相談されるケースが多いです。
24時間つけっぱなしにする際とそうでないときで電気代はどのくらい変わるのかは知っておくと便利です。
今回は24時間アパートの換気扇をつけっぱなしにしたときの費用や節約方法を解説いたします。
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アパートの換気扇は24時間つけっぱなしで問題ないか
結論から先にお伝えすると、アパートの換気扇はつけっぱなしにしても問題はありません。
1日中稼働すると嫌なにおいが取り除けるのがメリットです。
キッチンで油を使ったり、魚を焼いたりすると油の蒸気と煙が発生し、室内の壁や衣服に付着するでしょう。
掃除をしてもなかなか落ちないため、万が一壁に付着した場合、退去時にクリーニング代を請求されるおそれがあります。
24時間稼働すると室内の空気が常に循環され、においが染み付くのを防ぐ役割があります。
また、浴室では湿気が多く、毎日浴槽のお湯を張った状態で放置すると浴室に水滴がついて、カビが発生しやすいです。
カビの胞子を吸い込むとアレルギー反応を起こし、身体に悪影響を及ぼすため換気が大切です。
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アパートの換気扇は24時間つけた際の電気代
お風呂の消費電力は約20Wであり、1日中換気すると480W、1か月14.4kWhとなります。
お住まいの地域によって価格は異なりますが、1kWhにつき約26円で、1か月で373円かかる計算となります。
トイレは浴室やキッチンより小型であり、旧式でも消費電力は約3Wのため、1日中つけると72W、1か月2.16kWhの計算です。
したがって1か月で約56円かかる計算で、つけっぱなしにしても金銭的な負担にはならないでしょう。
キッチンの換気扇は大型のため、消費電力は約30Wかかり、1か月で560~600円とかかります。
なお、室内の空気を常に換気する24時間換気システムの費用面は、換気扇とほとんど変わりはありません。
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アパートの換気扇を24時間稼働する際の節約方法
浴室やトイレを換気する際は、扉や窓をしめると密室空間にすると湿気のとおり道が1つになり、効率の良い換気が可能です。
扉や窓を開けたまま換気すると外に湿気やにおいが出ていかず、洗面所や廊下などの室内に広がってしまうでしょう。
換気扇は定期的に掃除すると効率良く換気できるうえに、電気代も節約できます。
とくにキッチンは調理で汚れやすいため、月に1度のフィルター清掃、年に1回の内部清掃をおすすめします。
また、エアコンを併用すると空気の循環が促されて、冷暖房の効率が上がるでしょう。
換気の設定を弱ではなく強にしてつけっぱなしにすると、屋外の空気が取り込まれ、エアコンの効きが悪くなりやすいです。
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まとめ
24時間換気扇を稼働し続けていても問題はなく、嫌なにおいやカビの発生を防ぐ役割があります。
お風呂やキッチンは大型が多いため電気代がかかりやすいですが、トイレは小型のため金銭的な負担はかかりにくいといえます。
窓や扉を閉めて密閉にすると効率よく換気でき、節約できるでしょう。
赤羽の不動産なら45年以上の実績をもつ(株)相栄商事にお任せください。
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