長屋式住宅を売却する際には、特定の課題に直面することがあります。
本記事では、長屋式住宅が売却しにくいと言われる理由と、少しでも良い条件で売却する方法について考察します。
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長屋式住宅とはなにか
長屋式住宅は、複数の住戸が一つの建物に連なって住まいを共有する住宅形態です。
マンションやアパートのような集合住宅ではありますが、各住戸から出入りすることがあり、一戸建てと同じような住み方ができる特徴があります。
また、特殊建築物ではないため、マンションなどよりも建築費用などを抑えられることがメリットといえます。
しかし、この住宅形態にはいくつかの課題も存在します。
まず、建物の外側のリフォームがしづらい点です。
長屋式住宅は隣の家とつながっているため、リフォームの実施に対して他の所有者の合意を得るのに時間がかかったり、リフォームを拒否され結果的に実施することができなかったりすることがあります。
また、火災が発生した際に燃え広がる可能性が高い点も課題です。
長屋式住宅は住戸が隣接しているため、火災が発生した場合、燃え移りやすくリスクが高いと言えます。
特殊建築物扱いではないことから防火上の法的規制が適用されず、他の所有者が対策を講じていないことも考えられます。
そのため、長屋式住宅を選択する際には、これらの課題を理解したうえで検討すると良いでしょう。
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長屋式住宅が売却しにくいと言われる理由とは
長屋式住宅が売却しにくいと言われる理由には主に2つの課題があります。
まず一つ目ですが、住宅ローンの審査に通りにくいという課題です。
長屋式住宅はほとんどが古い建物であるため、現在の法基準を満たしていないケースも多くみられます。
また、再建築不可物件とされていることも多いため、これらの理由により住宅ローンの審査においては不利な条件となります。
売却しにくい理由の二つ目は、長屋式住宅は隣接する住戸に壁を共有した形であるため、住戸の切り離しや再建築をおこなうことが難しい点です。
建物を切り離すことは原則可能ですが、切り離す際に考慮しなければならない条件が実際問題難しく、実行に至れないのが実情です。
以上のような理由から購入者にとってデメリットが大きく、売れにくいのです。
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長屋式住宅を売却する方法とは
先述した通り、長屋式住宅は売却しづらい特徴がありますが、売却する方法がないわけではありません。
その方法の一つとして検討したいのが、不動産会社への買取です。
個人に売る方法と比較して、買取業者へ買い取ってもらうほうが売れる可能性が高く、また売却期間も短いというメリットがあります。
ただし、個人相手に売る時よりも売却価格は下がることはあらかじめ考慮しておくことが必要です。
その他の方法として、隣家を買い取って売り出す方法、また隣家に買い取ってもらう方法も考えられます。
隣接する住戸の所有者が統一されることによって、先述した課題が解消されることもあるため、建物を売りやすくなります。
長屋式住宅を手放す際はこれらの方法を検討してみるとよいでしょう。
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まとめ
長屋式住宅はその特徴から、一般的に売却しにくいものとなっています。
ただし、買取などの売却方法を検討することによって手放すこともできますので、よく検討することをおすすめします。
赤羽の不動産なら45年以上の実績をもつ株式会社相栄商事にお任せください。
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