建売住宅に売れ残りが発生する理由は?購入するメリットも解説

建売住宅購入

建売住宅に売れ残りが発生する理由は?購入するメリットも解説

建売住宅を購入する際に、「売れ残りの建売住宅」が気になる方も多いでしょう。
しかし、「何かネガティブな理由があるから売れ残っているのではないのだろうか」と不安に感じる気持ちもわかります。
そこで今回は、売れ残りの建売住宅がなぜ発生するのか、購入するメリットや注意点も交えながら解説します。

売れ残りの建売住宅が発生する理由とは

まず、建売住宅が売れ残る主な理由として挙げられるのが「販売価格が高かった」ことです。
売主が高値で売りたいという意向から、最初の分譲価格が市場価格よりも高く設定されている場合、売れ残ることが一般的です。
また、購入を予定していた人物の「住宅ローンの審査落ち」が原因でキャンセルとなり、売れ残りが発生するケースもあります。
さらに、「周辺環境にマイナスポイントがある」ことも考えなければなりません。
たとえば、立地に難がある場合や、建売住宅の周辺で住民トラブルが発生している場合などです。

▼この記事も読まれています
マンション売却で必要な確定申告の流れと譲渡所得税の計算方法を解説

売れ残りの建売住宅を購入するメリットとは

売れ残りの建売住宅を購入するメリットのひとつは、「値引き交渉がしやすい」点です。
ハウスメーカーは通常、建物が「中古物件」として扱われる前に売りたいと考えるため、価格交渉に積極的に応じる傾向があります。
ただし、値引きできる限度額は3%が相場と考えましょう。
また、完成済みの建売住宅を購入できるため、すぐに入居が可能であり、仮住まいの必要がないこともメリットです。

▼この記事も読まれています
不動産売却における買取保証とは?メリットについてご紹介

売れ残りの建売住宅を購入する際の注意点

売れ残りの建売住宅を購入する際の注意点は、完成から1年超が経過していると、人が住んだことのない家でも「中古住宅」として扱われることです。
中古物件として扱われる場合は、新築物件を対象とする減税措置を利用できません。
たとえば、「固定資産税の減税措置」や「登録免許税の減税措置」を利用できないため、この点に留意する必要があります。
また、売れ残りが発生している原因とデメリットを把握することも重要なポイントです。
自分自身や家族にとって許容できないデメリットが原因で売れ残りとなっている場合は、その建売住宅の購入を見合わせるべきでしょう。

▼この記事も読まれています
オーナーチェンジ物件の売却価格の調べ方や売却を成功させる方法を解説!

まとめ

売れ残りの建売住宅が発生する理由は、価格が高かったり物件に何らかのマイナス要素があったりするためです。
一方で、売れ残りの建売住宅には、値引き交渉がしやすいことや、すぐに入居できるといったメリットがあります。
売れ残りの建売住宅を購入する際の注意点は、完成から1年超が経過すると中古として扱われることなどです。
赤羽の不動産なら45年以上の実績をもつ(株)相栄商事にお任せください。
お気軽にお問合せください。