家を貸すための第一歩は賃料査定!賃料査定のポイントと賃貸の方法を解説!
「転勤で一時的にマイホームを離れる」「実家を相続したけれど使い道がない」というときは、家を賃貸物件にするのがおすすめです。
しかし、家を貸した経験がないとどう手続きを踏めば良いかわからず、二の足を踏んでしまうこともあるでしょう。
そこで今回は家を貸すための第一歩である賃料査定について、賃貸の方法と合わせて解説します。
家を貸すための第一歩!賃料査定とは何?
賃料査定とは、家を賃貸物件として貸す場合、適切な賃料はいくらかを査定することです。
賃料査定には簡易査定と詳細査定の2種類があります。
簡易査定は、周辺エリアの家賃相場などからおおよその賃料を査定する方法です。
地図や登記簿などの資料を求められることがありますが、不動産会社の担当者が家を直接確認することはなく、電話やメールのやり取りだけで査定が完了します。
一方の詳細査定は、不動産会社の担当者が家を訪問し、家の状態などを目視で確認して賃料を査定する方法です。
立ち会いが必要なうえ、家の契約書や重要事項説明書、建築設計図なども用意しなければなりませんが、簡易査定より正確な賃料を算定できます。
家を貸すための賃料査定で不動産会社が確認するポイント
賃料査定で不動産会社が確認するポイントのひとつが、類似物件の賃料です。
周辺エリアで間取りや築年数などの条件が似ている賃貸物件をピックアップし、家賃相場を調査します。
このとき不動産会社は、一般に公開されている不動産情報だけでなく、不動産会社のみが閲覧できるレインズ(不動産流通標準情報システム)も参考に調査をおこなうため、より実態に近い賃料を算定できます。
また、賃料査定では物件の状態も重要なポイントです。
日当たりや設備などのほか、家の傷み具合、貸し出し前にリフォームが必要か否かもチェックされます。
家の賃貸の方法は3種類!
賃貸の方法には、賃貸借契約・サブリース・定期借家契約の3種類があります。
賃貸借契約は、1〜2年の契約期間で家を貸し借りする契約を結び、借主が貸主に対して毎月家賃を支払う一般的な賃貸方法です。
ほかの方法に比べて高い家賃収入を期待できますが、契約期間が切れて借主が契約更新を希望した場合、基本的に貸主はこれを拒否できません。
サブリースは、家の所有者が不動産会社に家を貸し、不動産会社が入居者に又貸しする方法です。
貸主は手数料として不動産会社に家賃の10%程度を支払わなければなりませんが、入居者がいない期間も家賃収入を得られるほか、管理も不動産会社に任せられるという利点があります。
定期借家契約は、事前に契約期限を設定し、その期間内のみ家を貸す方法です。
契約期限がネックとなって借主が見つかりにくい可能性がありますが、転勤で家を離れている間だけ賃貸物件にしたい方など、貸し出す期間が限られている場合におすすめします。
まとめ
賃料査定とは、その家を賃貸物件として貸す場合、適切な賃料はいくらかを査定することです。
賃貸の方法は賃貸借契約・サブリース・定期借家契約の3種類があり、それぞれに利点が異なるため、どの方法が適しているか要検討しましょう。
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